住宅
自由が丘にあるこの住宅は地下に経営者である主人の工房、書斎、トイレなどを要したスタジオをもつ。そして何よりここは、ゲストや社員をもてなす場所となる。昼はサンクンガーデンより外光が入り明るく、夜は暗くすることで地上2層部同様に概日リズムに則り、家族も含めて人が体調良く快適な生活をおくっていただけることを願って照明計画を遂行した。
地下であるために、サンクンガーデン反対側を間接光やフットライトを使用することで、明るさを補正。
Local lighting
この場所では直接光によるLocal lighting、間接光によるLocal lightingがそれぞれ相交じり、全体としてはぼんやりとしたGeneral lightingとした。また、下方に向かっての光と上方に向かっての光や横方向の光を混ぜてGeneral lightingとした。これらにより、ぼんやりした光に包まれながらも、手元資料や飲食物はクリアに見ることができるメリハリのある緊張とリラックスを両立させた場所を実現することができた。
エンターテインメントのライティング
楽しい気分になったり、心が癒されたり、テンションがあがったり、ハッピーな気分を体験していただけるための、人をもてなす光というものが存在する。
かたちのある光
さらに、イルミネーションなど光そのもののかたち、フロアスタンド、ペンダントなどの器具のかたちによって、人を迎え入れ、気持ちよく過ごしてもらえることを望む光も存在します。